【海外在住者向け】日本の通信制高校の選び方とおすすめ校5選

海外に住んでいても日本の高校卒業資格を取得したい。そんな願いを実現できるのが「通信制高校」です。多くの通信制高校は、現地校との併学や単位認定が可能なので、海外生活を続けながら日本の高校卒業資格を目指せます。
この記事では、海外から通える通信制高校の仕組み、学校の選び方、そしておすすめの学校について詳しく解説します。将来的に日本への帰国や進学を考えている方は、通信制高校を検討し、日本の高卒資格取得を実現しましょう。
- 海外在住者も通信制高校で日本の高卒資格を取得できる
- 学校ごとに受講方法やスクーリング日数、学費が大きく異なる
- 国内外の大学進学をサポートし、進学実績が豊富な学校も多い
- NHK学園やN高、ルネサンス高など海外対応校が増えている
- 授業の進め方やサポート体制の充実度を確認して選ぶことが重要
※ 本記事は海外在住者向けに、日本の通信制高校に関する一般的な情報をまとめたものです。入学条件や費用、スクーリングの内容は学校ごとに異なります。最新の募集要項や受け入れ状況は、必ず各校の公式サイトでご確認ください。
海外在住者は日本の通信制高校に通える?

日本国外に暮らす日本人の子どもも、条件を満たせば日本の通信制高校に入学し、高卒資格の取得を目指せます。ただし、スクーリングや学習形式に制限があるため、募集要項やコース内容などを丁寧に確認することが重要です。
入学要件・学習環境を満たしていれば入学可能
日本の通信制高校の多くは「日本国籍を有する中学校卒業者(または卒業見込み)」を入学対象としています。海外在住で日本国内の住所がなくても入学できる学校が増えており、安定したインターネット環境さえ整っていれば申し込みが可能です。
ただし、すべての通信制高校が海外在住者を受け入れているわけではありません。学校によっては海外からの入学を制限している場合もあるため、事前に確認が必要です。
日本でのスクーリングは必須
通信制高校を卒業するためには、文部科学省の規定により「スクーリング(面接指導)」への参加が義務付けられています。海外在住者であっても例外ではなく、年に数日から数週間、日本国内の指定会場で行われるスクーリングへの参加が必要です。
スクーリングの日数は学校や履修科目によって異なりますが、一般的には年間4日~10日程度が最低ラインです。多くの通信制高校では、夏休みなどの長期休暇期間に集中スクーリングを実施しており、海外在住者が一時帰国して参加しやすいよう配慮されています。
参考:文部科学省「高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドライン」
一部の学校では現地校との併学も可能
多くの通信制高校では、海外で現地校(インターナショナルスクールや現地公立校など)に通いながら、並行して日本の通信制高校に在籍する「併学」が可能です。併学を認めている通信制高校では、現地校で取得した単位を日本の通信制高校の単位として認定する「単位互換制度」を導入している場合もあります。
ただし、すべての学校が併学と単位互換を認めているわけではありません。また、互換できる単位数や科目には上限があり、学校によって基準が異なります。併学制度の有無や条件については、希望する学校に詳細を問い合わせておくと安心です。

海外在住者向けの通信制高校の選び方

海外から通える通信制高校は多くありますが、学校によって制度や費用が大きく異なります。日本の通信制高校を選ぶ際は、通常の国内生とは異なる条件も踏まえて選定することが大切です。ここでは、海外在住者が重視すべき具体的な選び方について詳しく解説します。
海外在住者の受け入れ状況
まず確認したいのは、学校が海外在住者を正式に対象としているかです。通信制高校の多くは全国から入学可能ですが、海外在住者の受け入れ可否は学校によって異なります。
海外からの受講を認めている学校は、専用の案内ページや相談窓口を用意している場合が多いため、各種手続きや必要書類の準備をスムーズに進められるでしょう。入学後に手続き上のトラブルなどを避けるためにも、学校の公式サイトやパンフレットなどで、海外在住者の受け入れを明記している学校を選ぶことをおすすめします。
スクーリング(面接指導)のスケジュール
海外在住者にとって最も重要なのが、スクーリングの条件です。スクーリングの回数と時期、会場について確認し、無理なく参加できる学校を選びましょう。
スクーリングの頻度
帰国費用・滞在期間を最小限に抑えるには、年1~2回・数日間の集中スクーリング制を採用している学校がおすすめです。年間のスクーリング日数は、学校によって4日~10日程度と幅があります。1年に一度、数日間の集中型なら航空券や滞在費用を抑えられ、負担が軽くなるでしょう。
スクーリングの時期
スクーリングは、開催時期も確認する必要があります。スクーリングの時期は、夏季休暇中の7~8月や年末の12月に設定されている学校が多い傾向です。特に併学をする場合は、現地校の長期休暇と重なるタイミングを選べるかチェックしましょう。スクーリングの予備日程があると、急な予定変更にも対応できるので安心です。
スクーリング会場
スクーリングの会場が親族の住む地域に近ければ、宿泊費を抑えられるので便利です。本校のみでスクーリングを実施する学校もあれば、東京・大阪・名古屋など複数のキャンパスから選べる場合もあります。遠方まで移動する手間を避けるためにも、スクーリング会場の場所を必ず確認しておきましょう。
レポート提出や授業の受講方法
海外からの学習を継続するには、授業の受講やレポート提出がインターネット上で完結できる学校がおすすめです。海外在住者にとって、郵送でのレポート提出は時間とコストがかかり負担が大きくなります。国際郵便の配送日数や紛失リスクを考慮する必要もあり、提出期限に余裕を持って進めなければなりません。
また、「動画視聴型」「ライブ授業(Zoom等)」「オンデマンド授業」など、多様な形式で授業を行っている学校なら、時差やネット環境に合わせて学びやすいでしょう。ライブ授業がある場合は、配信時間が現地時間で何時になるか確認しておくことをおすすめします。
学習サポート体制の充実度
海外で一人で学習を進める際、困ったときに相談できるサポート体制があるかは非常に重要です。通信制高校では孤独になりやすいため、手厚いサポートがあると学習継続のモチベーション維持につながるでしょう。
海外生を受け入れている学校では、オンラインで質問対応できる体制(メール・チャット・電話・ビデオ相談など)を整えているケースが多くあります。担任・教科担当・進路スタッフなどがきめ細かにフォローしてくれるか、帰国子女向けの入試対応や学習相談の対応例があるかなども選定基準の一つです。
現地高校などとの単位互換・併学の可否
現地の高校やインターナショナルスクールに在籍しながら、日本の高校卒業資格も取得したい場合、併学制度と単位互換制度の確認が欠かせません。現地校の科目を日本の高校単位として認定できれば学習の負担を大幅に軽減できて、両立しやすいでしょう。
ただし、互換できる単位数には上限があり、単位認定の対象科目や認定に必要な書類も学校によって異なります。インターナショナルスクールの場合、カリキュラムの違いから認定されにくい科目もあるため、事前に具体的な履修科目を伝えて確認しておきましょう。
学費と追加費用
学費は学校選びの重要な判断材料です。通信制高校の学費は、入学金、授業料、施設設備費、教材費などで構成されます。年間の総額は学校やコースによって大きく異なり、30万円程度から50万円以上までさまざまです。
海外在住者の場合、基本学費に加えて追加費用も考慮する必要があります。具体的には、教材の国際配送料、スクーリング参加のための往復航空券代、日本滞在中の宿泊費、海外送金手数料などです。学費を比較する際は、3年間の総額に追加費用を加えて検討しましょう。
日本の大学受験サポートの有無
将来的に日本の大学進学を考えている場合、受験対策のサポート体制が整っている学校を選ぶのが理想的です。海外からの大学受験は情報収集が難しいため、手厚いサポートがある学校を選ぶと安心して受験に臨めます。
具体的なサポート内容は、大学受験対策講座の開講、個別の進路相談、志望理由書や小論文の添削指導、面接練習などです。オンラインで受験対策授業を受講できる学校であれば、海外からでも質の高い受験指導を受けられるでしょう。進路指導実績や過去の進学先例をチェックすることで、サポート力の把握が可能です。
現地で活用できる教材手段
海外での学習環境を整えるには、どのような形式で教材が提供されるかが重要です。デジタル教材には、オンライン動画授業、電子教科書、学習アプリ、PDF教材などがあります。ネット環境が不安定な地域では、オフラインでも学習できる教材があると便利です。
スマホ・タブレット・PCのどの端末で閲覧可能かも確認しましょう。スマホやタブレットでも学習できるモバイル対応教材があれば、移動中や外出先でも効率的に勉強できます。
海外から通える日本のおすすめ通信制高校5選

海外在住者の受け入れを正式に示しており、学習環境が整った通信制高校をご紹介します。それぞれの特徴やスクーリング条件、学費などを比較して、無理なく学習できる学校を見つけてください。
1.NHK学園高等学校
NHK学園高等学校は、60年以上の歴史と実績がある通信制高校です。海外在住者の受け入れにも積極的で、世界各国から多くの生徒が学んでいます。海外在住者は、以下の2つのコースから選択が可能です。
- スタンダードコース:日本の高卒資格を取得したい方向け
- 海外特科コース:日本の高校教育のギャップを埋めたい方向け
授業はNHK高校講座+独自のネット学習システムで行われ、レポートはオンラインでの提出が基本。学習システムでは、科目ごとの進み具合や評価を管理でき、海外で学習する生徒向けにネットホームルームも用意されています。国内大学への進学実績も複数あり、進路指導や推薦制度が整備されているのも魅力です。
項目 | スタンダードコース | 備考 |
出願期間 | 新入学・編入学 ・前期:1月後半~4月末 ・後期:8月~9月末 転入学 ・3月~12月上旬(随時受付) | インターネット出願 |
選考方法 | 書類選考・面接 | – |
スクーリング | ※海外在住者は東京本校が対象 ・年1回・連続4日間(12月下旬) ・年度末試験1~2日 | ・地方会場(北海道、宮城、愛知、大阪、広島、福岡)でのスクーリング(10月~11月)も可 ・ただし、別途で東京本校での年度末試験への参加が必要 |
学費 (2026年度) | ・入学金:35,000円 ・授業料:288,000円 ・教材費:約22,000円 ・その他経費:63,100円 合計:408,100円 | ・1単位12,000円 ・24単位、11科目履修 ・年度ごと2回の分割納入 |
受講方法 | ・NHK高校講座+Web教材 ・独自のネット学習システム「NOS」 | – |
現地校併学・ 単位互換の可否 | 併学・単位互換は要個別確認 | 日本の前籍校での修得単位の引き継ぎは可能。海外の高校は確認が必要 |
大学進学 サポート | ・進路指導・推薦制度あり ・帰国生の進学相談実績あり | 合同進路説明会、進学ガイダンス、模擬試験、面接・小論文等の指導など |
2.N高グループ

N高グループは、IT企業のドワンゴとKADOKAWAが運営している、新しいタイプの通信制高校です。「ネットの高校」をコンセプトに、最先端のオンライン学習環境を提供しており、海外在住者の受け入れにも対応しています。
すべての授業がオンラインで完結するため、インターネット環境さえあれば世界中どこからでも受講可能です。VR技術を活用した学習や、Slackを使った生徒同士のコミュニケーションなど、デジタルネイティブ世代に適した学習環境が整っています。
プログラミング、デザイン、語学など多彩な課外授業が揃っており、将来のキャリアに直結するスキルの習得が可能です。海外在住者には、短期間の集中スクーリングで完結できるよう配慮されています。海外大学進学支援や留学プログラムも強化しており、海外大学の合格実績がある点も注目です。
項目 | N高・S高・R高 普通科 | 備考 |
出願期間 (2025~2026年度) | 新入学・編入学 ・4月生:9月中旬~翌年3月中旬(全6期) ・7月生:4月1日~6月15日 ・10月生:7月1日~9月15日 ・1月生:10月1日~12月15日 転入学 ・随時受付(入学月の1か月前迄) | インターネット出願 |
選考方法 | 書類選考 | – |
スクーリング | ・1年次:7~8日 ・2年次:本校にて8~10日/宿泊型 ・3年次:7~8日 ※各年次、期末テスト(1~2日)を含む | ・N高:沖縄伊計本校 ・S高:茨城つくば本校 ・R高:群馬桐生本校 ※1年次・3年次は各本校のほか、所沢市、名古屋市、吹田市、福岡市にて実施 |
学費 | ・入学金:10,000円 ・授業料:300,000円 ・施設設備費:50,000円 ・教育関連諸費:13,000円 1年次合計:373,000円 | ・1単位12,000円 ・25単位 履修の場合 ・2年次・3年次は、各363,000円 |
受講方法 | ・独自のオンライン学習システム/映像授業「ZEN Study」 ・VR学習 ・ICTツール | – |
現地校併学・ 単位互換の可否 | 併学・単位互換は要個別確認 | 日本の前籍校での修得単位の引き継ぎは可能。海外の高校は確認が必要 |
大学進学 サポート | ・海外大学進学支援 ・進路指導 ・AO対策あり | キャリアガイダンス、個別サポート、学内進路イベントなど |
3.ルネサンス高等学校
ルネサンス高等学校は「最小限の登校日数で高校卒業」を実現できる通信制高校です。柔軟な学習スタイルが特徴的で、海外在住者も受け入れています。
年間のスクーリング日数は7〜9日(単位認定試験含む)が標準ですが、遠方に住む生徒向けに、1年に一度、宿泊型の4日間集中型スクーリングを用意。東京、大阪、名古屋出発でスクーリングが実施されるため、日本での滞在先に応じて選択できます。
授業はすべてオンラインで提供され、レポートや確認テストもWebでの対応が基本です。課題提出も完全ネット対応で、紙のレポートを郵送する必要はありません。進学サポート(小論文・面接・AO推薦など)を設けており、個別相談・進路指導もオンラインで行われます。
項目 | ルネサンス高等学校(茨城本校) | 備考 |
出願期間 | 新入学・編入学 ・1期:1月上旬~中旬 ・2期:2月上旬~中旬 ・3期:3月上旬~中旬 転入学・編入学 ・随時受付(編入は4月か10月) | ・郵送、持参にて出願 ・インターネット出願も可能 |
選考方法 | 書類選考(必要に応じて個別面談) | ‐ |
スクーリング | ・宿泊集中型:年間4日間 ・分散登校型:年間7~9日 | スクーリング後に年1回のテスト(単位認定試験)を実施 |
学費 (2026年度) | ・入学金:50,000円 ・授業料:312,000円 ・施設設備費:20,000円 ・教育関連諸費:60,000円 合計:408,100円 | ・1単位12,000円 ・26単位履修の場合 ※ルネサンス豊田高等学校、ルネサンス大阪高等学校は相違あり |
受講方法 | ・動画授業(メディア学習) ・オプション教材(スタディサプリ) | – |
現地校併学・ 単位互換の可否 | 併学・単位互換は要個別確認 | 日本の前籍校での修得単位の引き継ぎは可能。海外の高校は確認が必要 |
大学進学 サポート | ・担任との進路相談・三者面談あり(オンライン可) ・進路イベントあり ・進学支援あり | 小論文指導、面接対策など |
4.星槎国際高等学校

星槎国際高等学校は、3つの約束(人を認める・人を排除しない・仲間を作る)を教育理念に掲げ、グローバル教育に力を入れている通信制高校です。海外にも教育施設を持っていて、国際的な視野を持つ教育を行っています。
クラウドスクールには帰国子女・遠隔地コースがあり、海外在住者もライブ授業と録画授業で学習が可能。録画授業はいつでも視聴できるため、時差のある地域でも学習しやすいでしょう。集中スクーリングは年に数日で、海外在住者も参加しやすいよう配慮されています。
星槎グループは多文化理解や国際交流プログラムも充実しており、海外での経験を活かした学びができることも魅力です。進学希望者決定率が90%と高く、多くの生徒が国内外の大学への進学を実現しています。
項目 | 帰国子女・遠隔地コース | 備考 |
入学時期 | 新入学・編入学・転入学共通 4月、7月、10月、1月(3か月毎) | ・国際スピード郵便(EMS)、国際宅急便等での郵送にて出願 |
選考方法 | 書類選考(作文あり)、面接試験(親子同伴) | オンライン面接に対応 |
スクーリング | 年5日以上(宿泊、対面のどちらかを選択) ・宿泊研修 ・最寄りの校舎での対面授業 | ・帰国のタイミングに合わせて参加可能 ・宿泊場所(北海道・芦別)を提供 ・北海道・芦別にある本校のほか、全国各地のキャンパスでも対応可 |
学費 (2026年度) | ・入学金:50,000円 ・単位履修費:375,000円 ・施設設備費:50,000円 ・遠隔指導料:100,000円 1年次合計:575,000円 | ・1単位15,000円 ・25単位 履修の場合 |
受講方法 | ・ライブ/オンデマンド授業 ・オリジナルWEB教材 | – |
現地校併学・ 単位互換の可否 | 併学・単位互換は要個別確認 | 日本の前籍校での修得単位の引き継ぎは可能。海外の高校は確認が必要 |
大学進学 サポート | ・進路サポートあり ・内部進学、指定校推薦あり | 受験対策ゼミなど |
6.ワオ高等学校
ワオ高等学校は、2021年に開校した比較的新しい通信制高校です。「学びを究める」をコンセプトに、教養教育とオンライン学習を融合させた独自のカリキュラムを提供。海外在住者の受け入れにも積極的で、グローバルな視点を持つ生徒を歓迎しています。
高卒資格を取得できる共通コースのほか、多くのコースを用意。グローバルコースでは、オーストラリアの提携校に最長1年留学できる「長期高校留学プログラム」や、アカデミックな英語力を習得できる「海外大学進学プログラム」への参加が可能です。
生徒同士がオンライン上で交流できる「バーチャルキャンパス」では、朝活やオンライン部活動などが活発に行われているため、海外在住でも孤立することなく高校生活を送れるでしょう。専門学校を含む進学率は76.8%(海外大学5.8%)と、進学実績にも優れています。
項目 | 共通コース | 備考 |
出願期間 | 新入学・編入学 ・9月~3月まで毎月受付 ・出願の翌月に面接入試を実施 転入学 ・随時受付(2~3月の転入は不可) 編入学 ・4月・10月入学(前月末迄に受付) | インターネット出願 |
選考方法 | 書類選考、Web面接 | 自己PRシート(書類選考)の内容 ・興味あること・得意なこと ・高校3年で学びたいこと ・未来の自分像 |
スクーリング | 年間10日程度(前期・後期3泊4日) ※期末試験含む | ・岡山本校などで実施 |
学費 (2026年度) | ・入学金:50,000円 ・授業料:360,000円 ・教育関連諸費:100,000円 ・スクーリング諸費:120,000円 ※宿泊費・食費等含む(年2回分) 1年次合計:630,000円 | ・1単位12,000円 ・30単位 履修の場合 ※1年・2年:各30単位、3年:14単位 目安 |
受講方法 | ・メディア学習 | ・レポート提出はオンラインで完結 |
現地校併学・ 単位互換の可否 | 併学・単位互換は要個別確認 | 日本の前籍校での修得単位の引き継ぎ、日本の公立校との併学は可能。海外の高校は確認が必要 |
大学進学 サポート | ・進路サポートあり ・進学イベントあり | 個別指導(Axisコース)、小論文対策、進路相談、面接指導など |
海外から安心して学べる通信制高校を選ぼう
海外在住でも、日本の通信制高校で学ぶ道はしっかりと開かれています。インターネット環境さえあれば、現地にいながら日本の教育カリキュラムに沿って学び、日本の高校卒業資格の取得が可能です。高卒資格を取得することで、将来の進路の幅を広げられるでしょう。
今回ご紹介した高校をはじめ、気になる学校の特徴を比較し、将来設計や居住国での生活環境に合わせて最適な通信制高校を選ぶことが重要です。入学前には必ず学校の説明会や個別相談を活用し、疑問点を解消することをおすすめします。